DGRule Portable Docking Station を付けてみた


私は仕事のメイン機として、MacBookPro(13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)を使用しています。
その仕様のとおり、Thunderbolt 3 Portが片側に2つずつ、計4つ備わっています。
電源アダプタを接続するだけなら特に不便を感じないのですが、
USBを複数使いたい…
HDMIケーブルでモニターと接続したい…
SDカードリーダーと接続したい…
それぞれ、Thnderbolt 3 Portからの変換アダプタを購入しないといけないのが現状です。
Macユーザーならご存知かと思いますが、純正の変換アダプタ…かなり値が張りますよね。
Apple製品の方針が、本体をできるだけスッキリさせ、
読み込みドライブ系含めてすべて外部接続にすることからきているので、
ある意味では「ユーザー側が必要なもの選んで付ける」ことで解決できます。
外付けのMulti Port アダプタの使用も考えたのですが、
今回は海外のクラウドファンディングでしたが、
MacBook用のDockingStationを作ろうとしている企業を見つけ、
リターンとして無事に製品が手元に届きましたので、使用感をお伝えできればと思います。
利用したのは INDIEGOGO
https://www.indiegogo.com/projects/dgrule-the-invisible-hub-for-macbook#/
仕様を見てみましょう
製品名:DGRule -Portable Docking Station-
製造:米DGRule社(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス)
重さ:約187g
データ転送速度:最高で40Gb/s
今回は13inch用ですが、15inch用と16inch用もあります。
- USB Type-C Multifunction Port×1、40Gb/s、100W
- USB 3.0×3
- SD/MicroSDカードスロットx1
- MiniDP×1
- HDMI×1
- オーディオ端子×1
- Thunderbolt3×1
開封 >> 装着
箱を開封します。
この向きで取り付けます。
先に左側のThunderbolt3 Portに水平に差し込みます。
右側は摘んで引っ張ることができるので、密着させたら突起をオーディオ端子に差し込みます。
装着できました
振ったりは怖くてやらないですが、しっかり固定されています。一体感もあり、重さもそんなに気になりません。
ケーブルを挿してみます
全て背面で接続できるので、快適に感じます。
使用感
GOOD:よかった点
- 見た目がスッキリしていて、MacBookProらしさを失わない
- 背面に接続を集約することで、作業が快適になる
- 抜き差しの引っかかりも特にない
- 元々ある右側のThunderbolt3×2もそのまま使用できる
BAD:ここは改善してほしい
- やはり排熱がネックになります。熱を持つ部分が約1.5cm持ち上がる形になるので、キーボードやトラックパッドの側まで熱が流れてくる。原始的な方法ですが、同じ大きさの消しゴムを二つ滑り止め付近にかませて水平にし、設置面との隙間をつくることで、改善されました。
- MacBookPro2016-2019用ですので、最新2020版モデルに対応した製品がまだないようです。大きさが変わった時に対応できないのは勿体無い気がします。
かなり個人的な満足度は高い製品でした。
2020年1月に入金し2月に届く予定でしたが、新型コロナの影響で製造がストップするアクシデントもあり、実際に手元に届いたのは6月の終わりでした。
それでも製造の状況や、海外からの輸送状況なども定期的に報告メールがきていたので不安は少なかったです。
以上、参考になりましたら幸いです。