SAVE THE JAM – 「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」を残したい- に支援した話


私たちの生活様式すらもすっかり変えてしまった感のある
新型コロナウイルスによる影響。
それは印刷業界も例外ではありません。
実際に印刷受注は業界全体で大幅に落ち込んでいます。
プリントパックがネット印刷通販事業を開始したのが2002年。
当初は既存の印刷会社と共存していましたが、20年弱で印刷の価格や品質はすっかりネット印刷通販に置き換わった印象すらあります。
「お客様が思う印刷に対する値ごろ感はネット印刷を基準にしている」ことが多いと言ってもいいでしょう。
印刷物を取り巻く環境は「安い」か「付加価値」の2極化になっています。
それはまた別の機会に話すとして…
「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」を残したい
私は印刷物を手に取ることが好きです。
手触り、重さ、目に飛び込んでくる情報量や色彩… 一瞬で伝わる魅力があります。
今は手軽にできるところが減ってしまいましたが、
活版印刷や孔版印刷(わかりやすいものだと、シルクスクリーンがありますが)で刷られた印刷物には特徴的な風合いがあり、
手作業の心みたいなものが宿っているように感じます。
今回、孔版印刷を体験できる貴重な会社でもあるJAMが事業継続の危機に瀕しているということで
クラウドファンディングで支援を募っていました。
https://camp-fire.jp/projects/view/261212
私はレトロ印刷コレクションセットに「ポチ」っと。
結果、 目標1,000万に対して、30,349,380円(303%)の支援が集まったようです。
ひとまず、良かった…
印刷の面白さに多くの人が触れる機会を残すことができたのではないかと思います。
技術もそうですが、印刷文化そのものが衰退しかねない事態ですから。
先日、リターンが届きました。
実用のヒントがたっぷりつまったコレクション本はすごく貴重です。
7/1からのレジ袋有料化に伴い、猫が可愛いトートバッグは普段使いしようと思います。
これからも同じ業界に生きるものとして、応援しております。